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XMマイクロ口座ってどう?主な特徴やスタンダード口座との違い

2023 12/10

海外のFX業者XM(XMTRADING)では、トレーダーそれぞれのニーズを幅広くカバーするために3つの口座タイプを用意していて、そのうちの1つが「マイクロ口座」です。

最もポピュラーなスタンダード口座に比べ、やや存在感が薄れてしまってるマイクロ口座ですが、使い方次第ではトレードの幅を広げることができます。

この記事では、XMマイクロ口座の主な特徴やスタンダード口座との違い・共通点、マイクロ口座を使うべき人の特徴などについて詳しく解説していきます。

最小取引量たったの10通貨!少額からコツコツ稼ぎたい人におすすめ

目次

XMのマイクロ口座とは

XMの「マイクロ口座」とは、最小10通貨〜というとても小さなポジションで取引できる口座です。

海外FXでは取引量を「ロット」という単位で表し、100,000通貨を「1ロット」と表現するのが一般的です。国内のFX業者では10,000通貨が基準になっているので、少し紛らわしいですが、とても大切なポイントなのでぜひ覚えておきましょう。

XMのスタンダード口座とXM Zero口座も海外FX業界のスタンダードに則り、100,000通貨を1ロットとしています。XMで「1ロットの取引をする」というと「100,000通貨の取引をする」ことを意味します。

ところがマイクロ口座は特殊で、1,000通貨を1ロットとしているため、スタンダード口座の価値のわずか100分の1しかないのです。

最小ロットは0.01、つまり10通貨から取引できます。10通貨ということは100pips動いても10円しか損益が上下しないので、運悪くエントリー方向の逆へ暴騰・暴落したとしても失う資金はせいぜい数十円・数百円程度。

少ない資金でコツコツトレードをするにはもってこいの口座ですが、逆にいえば大きく稼ぐことは難しい口座といえるでしょう。

スタンダード口座との違い・共通点

XMで最も利用者が多い口座は、名前からも分かるとおり「スタンダード口座」です。マイクロ口座とスタンダード口座の違いと共通点について解説します。

1ロットあたりの価値に100倍の差がある

スタンダード口座とマイクロ口座を比べて分かる、最も明確な違いは1ロットあたりの価値です。

既に説明したとおりですが、スタンダード口座の1ロットは100,000通貨、対するマイクロ口座の1ロットは1,000通貨に相当します。つまり、1ロットあたりの価値に100倍の差があるということです。

ロットスタンダード口座マイクロ口座
0.011,000通貨10通貨
0.101万通貨100通貨
1.0010万通貨1,000通貨
5.0050万通貨5,000通貨
10.00100万通貨1万通貨

マイクロ口座の1ロットとスタンダード口座の0.01、マイクロ口座の100ロットとスタンダード口座の1ロットは同じ価値

最小ロットと最大ロットの違い

スタンダード口座では、一回の注文で最小0.01ロット(1,000通貨)から最大50ロット(500万通貨)のポジションを持つことができます。対するマイクロ口座では、最小0.01ロット(10通貨)から最大100ロット(10万通貨)まで持つことができます。

もし注文したいロット量が一回の上限を超えてしまう場合は、複数回に分けて発注する必要があります。例えば、マイクロ口座で300ロット(30万通貨)を発注するなら、100ロット(10万通貨)を3回注文することになります

ちなみに、1つの口座で保有可能なポジションは200まで。スタンダード口座では最大1万ロット(10億通貨)、マイクロ口座では最大2万ロット(2,000万通貨)まで持つことができますが、200もポジションを持つ場面なんてほぼ考えられませんね。

マイクロロットで取引できるのはFXと金・銀のみ

マイクロ口座ならすべてのロットが1/100になるわけではなく、1/100になるのはFX通貨ペアと金(GOLD)と銀(SILVER)のみです。それ以外の銘柄はスタンダード口座と同じロット価値になります。

銘柄名の後ろに「micro」が付いている

スタンダード口座とマイクロ口座の取り扱い通貨ペアはほぼ同じですが、同じ通貨ペアでもMetaTrader上の表示名には違いがあります。

スタンダード口座の場合、「EURUSD」や「USDJPY」のように6桁の通貨ペア名そのまま。一方マイクロ口座では、「EURUSDmicro」や「USDJPYmicro」のようにスタンダード口座の通貨ペア名の後ろに「micro」が付いていて、microが付いた通貨ペアを選ばないとマイクロロットで取引できません。

なお、ゴールドとシルバーも通貨ペア同様、「GOLDmicro」や「SILVERmicro」のように末尾にmicroが付きます。

スプレッドやレバレッジはほぼ同じ

スプレッドやレバレッジはスタンダード口座もマイクロ口座もほぼ同じです。

どちらの口座もスプレッドはそれほど狭くはありませんが、最大888倍という高いレバレッジを駆使すれば、少額からでも大きな利益を狙えるチャンスがありますね。

スタンダード口座マイクロ口座スプレッドレバレッジ
EURUSDEURUSDmicro1.7pips最大888倍
USDJPYUSDJPYmicro1.6pips最大888倍
GBPUSDGBPUSDmicro2.4pips最大888倍
AUDUSDAUDUSDmicro1.9pips最大888倍
NZDUSDNZDUSDmicro2.7pips最大888倍
USDCADUSDCADmicro2.2pips最大888倍
USDCHFUSDCHFmicro2.1pips最大888倍
EURJPYEURJPYmicro2.3pips最大888倍
GBPJPYGBPJPYmicro3.6pips最大888倍
AUDJPYAUDJPYmicro3.3pips最大888倍
GOLDGOLDmicro2.8pips最大888倍
SILVERSILVERmicro3.6pips最大888倍
JP225CashJP225Cash12最大200倍
US30CashUS30Cash28.0最大100倍
US500CashUS500Cash0.70最大100倍
OILOIL0.04最大66倍

ボーナス内容もスタンダード口座と同じ

XMでは様々なボーナスキャンペーンを用意していて、スタンダード口座でもマイクロ口座でもそのすべてを受け取ることができます。ボーナス内容に差はありません。

口座開設ボーナス

XMで初めてリアル口座を開設し、口座の有効化(必要書類のアップロード)を終えると、全員もれなく3,000円のボーナスクレジットが貰えます。

入金ボーナス

累計入金額が500ドルに達するまでは入金額に対する100%ボーナスが、累計入金額が500ドル~23,000ドル(ボーナス受取額が500ドル~5,000ドル)の場合は20%ボーナスが適用されます。

XMロイヤルティプログラム

取引をするたびに取引量に応じたXMP(XMポイント)が貯まるキャッシュバックサービスです。XMPは取引証拠金として使うか、そのまま現金化できます。

XM Zero口座とは何が違うの?

XMでは「XM Zero口座」(ゼロ口座)という口座タイプも用意しています。「ゼロ」と「マイクロ」、なんとなく響きが似ているので口座の特色も似ているのかと思いきや、実は全くの別物ですので誤解しないようご注意ください。

XM Zero口座は、EURUSDやUSDJPYなどのメジャー通貨ペアのスプレッドが平均0.0pipsと極めて狭く、ゼロに近いスプレッドを提示することから「ゼロ口座」との呼び名がついています。

スプレッドが狭いかわりに、注文時に5ドル+決済時に5ドル=往復10ドルの決済手数料が取られてしまいますが、スプレッド(ほぼゼロ)と手数料を含めた取引コストはスタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドよりも安く済むため、取引コストを少しでも抑えたいという人にはおすすめできます。

1ロットあたりの価値はスタンダード口座と同じく100,000通貨で、最低入金額はスタンダード口座とマイクロ口座は5ドル~なのに対し、Zero口座は100ドル~と少々高めなので、少資金からFXを始めたいという人には不向きといえるでしょう。

ここまでのまとめ
  • マイクロ口座最大の特徴は1ロット=1,000通貨で、10通貨(0.01ロット)から取引できること
  • マイクロ口座で取引できる銘柄名には「micro」が付いている
  • スタンダード口座とマイクロ口座の違いは1ロットの価値と最小・最大取引量だけ
  • 名前の響きでは「XM Zero口座」と似た印象を受けるが全くの別物

こんな人はXMマイクロ口座を使うべき!

ここまでXMのマイクロ口座の特徴や他の口座との違いについてみてきました。では、一体どんな人がマイクロ口座を使うべきなのかを解説していきます。

デモ取引だと実感が沸かないから、少額からでも緊張感あるトレードを始めたい人

XMでは無料でトレードの練習ができる練習口座「デモ口座」を提供していて、メールアドレスと電話番号さえあれば誰でも2~3分程度でデモトレードを始められます。

しかし、デモ口座はあくまでもバーチャルの証拠金を元手にトレードするため、本番トレードのような緊張感を得ることは難しいですし、損したときの悲しみや勝ったときの嬉しさを味わうことはできません。

FXで勝ち続けていくために、トレードの技術や資金管理が欠かせないのは言うまでもありませんが、最終的には自分の感情の起伏を如何にコントロールするかが最も重要になります。勝っても負けても穏やかな心持ちでいることこそ、安定したトレードを実現するコツです。

デモ取引は所詮お試しみたいなものですから、「デモ取引だと実感が沸かないな…」と感じるのは人間として至極当然なことです。少額からでも緊張感のあるトレードを始めたいという人こそ、マイクロ口座で少しずつトレードを繰り返して、相場との向き合い方を体得していってほしいと願います。

EAのフォワードテストをしたい人

EA(自動売買)のフォワードテストをしたい人にもマイクロ口座はおすすめできます。

デモ口座でもできなくはないですが、スプレッドや約定速度がリアル口座と異なることもしばしば。スプレッドや約定速度のわずかな差もEAにとっては命運を分けるポイントになりますから、正確な運用成績を検証するなら、少ロットでも良いのでリアル口座を使うことを強くおすすめします。

XMロイヤルティステータスを最速で上げたい人

XMには、取引のたびにXMP(XMポイント)がたまる「XMロイヤルティプログラム」というキャッシュバックサービスが設けられています。

そして、ロイヤルティプログラムの還元率を握っているのが「ロイヤルティステータス」というランクシステムで、取引日数が増えるとこのロイヤルティステータスが上がっていき、ステータスが上がれば上がるほど取引量あたりのXMPの還元率も高くなっていくというわけです。

ステータスXMP還元率ランクアップ条件
EXECUTIVE10XMP/1ロット
GOLD13XMP/1ロット30日取引する
DIAMOND16XMP/1ロット60日取引する
ELITE20XMP/1ロット100日取引する
ロイヤルティステータスごとの還元率とランクアップ条件

1XMPを証拠金へ交換すると0.33ドル(約33円)になります。

初期のEXECUTIVE(エグゼクティブ)では1ロットの取引で10XMP(証拠金換算だと3.33ドル)しか貯まりません。

しかし、ELITE(エリート)の称号を手に入れてしまえば、還元率は1ロットにあたり20XMP(証拠金換算で6.66ドル)に跳ね上がり、間接的に約0.6pipsのスプレッドを節約できます。USDJPYの平均スプレッドは1.6pipsですが、XMPとして0.6pips分を還元してもらえるので、実質1.0pipsで取引できる計算になりますね。

ロイヤルティプログラムの恩恵をフルに受けるためには、ELITEランクの獲得は絶対条件といっても過言ではありません。しかしながら、ELITEに達するためにはたくさんの取引を繰り返さないといけないイメージがあり、諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。

実は、マイクロ口座を使って最短100日でELITEランクに達することができる裏技があるので、ELITEランク狙いたい人はこれから紹介する方法を実践してみてください。

STEP
マイクロ口座を作る

この裏技を実践するうえで必要なもの、それはXMマイクロ口座と数百円ほどの証拠金です。

XMでは追加口座という仕組みがあり、同一名義で最大8つまでリアル口座を持てますので、追加口座としてマイクロ口座を作りましょう。

関連記事:XMの追加口座を開設する方法と複数口座のメリットについて

STEP
数百円を入金する

STEP 1で作ったマイクロ口座へ数百円を入金します。

XMの最低入金額は5ドル~ですので、現在の為替相場を考えると550円~600円くらいあれば十分でしょう。

STEP
マイクロ口座で最小ロットを100日持ち続ける

あとは1日に1回マイクロ口座で最小ロット0.01ロット(MT5の場合は0.1ロット)のポジションを持ち、100日以上持ち続けるだけです。

例えマイクロ口座の最小ロットであっても、ポジションを持ち続けていれば「取引日数」としてカウントされていき、ロイヤルティステータスが勝手に上がっていきます。100日持ち続ければELITEランクへ到達していますよ。

もし0.01ロット(10通貨)で持ち続けた場合、仮に相場が1,000pips(ドル円でいうと10円の値幅)逆行しても損失はわずか100円ですから、「ほぼノーリスクでELITEランクを手に入れる方法」と言っても良いでしょう。

こんなに簡単な方法でELITEを手にしまっても良いの!?と少し不安になってしまいますが、XMの規約には抵触しないことを確認済みですので安心してください。

既にリアル口座を持っていても、追加口座でマイクロ口座を持てる

XMでは同一名義で8つまでリアル口座を持てます。もし今マイクロ口座を持っていなくても、追加口座としてマイクロ口座を作れますので、マイクロ口座の良いところを上手く日々のトレードに活かしてみてください。

XMで追加口座を作る方法については、こちら▼の記事に詳しくまとめています。

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